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MMD
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操作練習用にオリジナルの曲とモデルとモーションを配布しております。
ダウンロードページ → ダウンロード 「ABOUT MMD」
ファイル名 「ABOUT-MMD_01.zip」をクリックください
紹介動画 → You Tube 「ABOUT MMD」
MMDがはじめての方への要約
・MMDは、3Dでモデリングしたキャラクターを踊らせて、自由なカメラアングルで撮影し、プロモーションビデオのようなものがつくれたりするソフトです。
・おたく技術の総合芸術のようでもあるMMDは、音楽、キャラクターモデル、ダンス(もしくは戦闘やドラマ)、カメラや効果のすべてが一度に楽しめます。かつそれは、それぞれの素材作成者の方の、才能の競演でもあります。
・さらに見ている方からのメッセージである、タグ、コメ、市場、広告も、作品にあったすてきなものであることも多いです。
MikuMikuDanceのデータのフォルダの、UserFileのModelフォルダには、すでにすてきなモデルさん達が同梱されています。
こちらに、あにまさ氏作のかわいい初音ミクさんがいらっしゃるので、まずは「モデル操作」の「読込」で読み込んでみるのはおすすめです。
以下からダウンロードできます。説明は、この素材で続けます。
モデル(pmx)
モーション(vmd)
曲(wav)
README.txt
1. MMDとは
■MMDとは
MMDは、3Dのキャラクターを使い、踊りのプロモーションビデオのようなものが作成できるソフトです。
正式名称はMikuMikuDanceといい、「樋口優」氏が個人で作成され、2008年に公開されました。
樋口氏は、こちらをフリーで配布されており、おかげさまで多くの方々が創作活動や、創作された作品の閲覧を楽しんでいます。
MMDはソフトの名前ですが、そちらを使って作成された動画も、同様にMMDと呼ばれています。
この後の説明では、MMDのソフトはMMDのソフトとかき、MMDによって作成された動画はMMDとかかせていただきます。
■MMDのソフトの機能
MMDのソフトの機能の代表的な1つとして、以下の素材を組み合わせて、プロモーションビデオのようなものを作成できるというものがあります。
モデル
曲
モーション(踊りの振り付けのデータ)
カメラ
そして、さらに深いMMDのソフトの機能として、人が踊っている動画などを背景に読み込んで、トレースして、踊りの振り付けのデータ自体を作成することもできます。
方法としては、モデルの体に入っているボーンといわれる関節のようなものを動かして、踊りの動きの要所で、人と同じポーズをモデルに設定します。
動画は1秒30フレームなどですが、その全てのコマにポーズをつける必要はなく、要所要所のポーズを作成すれば、後はソフトが補完してくれます。
■MMDのモデル
動かす元となる3Dのキャラクターは、「モデル」と呼ばれています。
これは、3Dの電子データです。
樋口氏が、初音ミクの制作会社である「クリプトンフューチャー」さんの許可をとって同梱されたので、MMDのソフトには「あにまさ」氏の作成のかわいい初音ミクさんなどが、最初から使えるようにと、セットで入っています。
そして、現在はモデルを作るモデラーの方々が作成されたモデルが、ニコニコ動画で多く配布されています。
さらにモデルのデータは自作することもでき、その場合はMMDのソフトではなく、他の3Dモデル作成用のソフトを使う必要があります。
作成されたモデルの例として、「かにひら」氏が、MMD用のオリジナルとして作成されたレアさんが、以下で配布されています。
【MikuMikuDance】レアさんの紹介動画のような何か。
動画を見て気に入ったモデルさんがいた場合、たいていどの方が作成されたモデルさんか紹介されています。
その作者の方がモデルを配布されている場合は、すばらしいことに作者の方の規約の範囲で使わせていただけます。
■曲とMMDモーション
曲とMMDモーションにつきまして。
まず、MMDモーションというのは、3Dのキャラクターを動かすことができる電子データのことです。
このデータを使えば、色々なモデルを躍らせることができます。
MMDで使用されている曲は、初音ミクなどのボーカロイドの曲が使用されていることが多いです。
MMDモーションは、それらの曲に対し人が振付けをして踊ってみたものを参考に、電子データが作成されていることが多いです。
一般の曲のうちで、ニコニコ動画の運営会社さんが音楽会社に使用許可をとった曲については、以下の決まりで使用できます。 曲の検索は以下で行えます。
・まず、「音楽著作物及び音楽原盤の利用に関するガイドライン」をお読みください。
・使用してよいのは、「ニコニコ動画」と「ニコニコ生放送」です。
・真ん中の「楽曲検索」、右の「アーティスト検索」メニューで、曲の検索が可能です。
MMDモーションは、MMDのソフトを使って作成できます。
踊っている人の動画などを背景に読み込み、それに似せて必要なコマ数のポーズを登録すると、間の動きが補完され、モデルが踊ります。
こちらは、MMDモーション配布として、配布されている使用可能なものがあり、また自作することも可能です。
MMDモーションを自作する場合は、基本、MMDのソフトだけで作成でき、その方法をとられている方が多いです。
ただ、場合によってはMMDのソフトと組み合わせて、Microsoftが出しているKinect(キネクト)という、動きをとるカメラのようなものを使うこともできます。
こちらですとカメラの前で踊ると、全ては無理ですが、ある程度までは動きを電子データにしてくれます。
■MMDのステージや効果
背景や建物などのステージも、素材を提供されている方々が多くいらっゃいます。
以下はステージに設置できる建造物の参考としまして、「PAC」氏の時計塔のモデルです。
(なにこれすごい、としか、言葉がみつかりません。)
紹介動画 【第8回MMD杯本選】Clockworks
配布兼解説動画 【第8回MMD杯Ex】Clockworks・plus
効果は、2010年に「舞力介入P」が作成くださった、MME(MikuMikuEffect)のおかげで、MMD上での幅広い効果が使用できるようになりました。
【MikuMikuDance】エフェクトファイルを読めるようにしてみた
MMEをベースに、画面に対する全体的な見た目を変えるものや、花びらを画面に舞わせたりするもの、攻撃魔法のようなものをだしたりするものなど、色々ある素材が使用できます。
作成されたエフェクトの例を紹介させていただきます。
「ビームマンP」の自作エフェクト 1:47からがエフェクト集
【MMD】ラインエフェクトverUPとおまけエフェクト集【MME】
「そぼろ」氏の自作エフェクトのカタログ
【第7回MMD杯本選】自作エフェクトカタログ20選!【MME】
また、ニコニコ動画さんが構築された「ニコニ・コモンズ」という仕組みがありますが、「クリエイター同士の交流とコラボレーションの場、作品の利用を促進する場を提供する仕組み」とのことです。
「素材ライブラリー」の「動画素材」に、動画の効果のための美しい素材を提供されている方々がいらっしゃいます。
■MMDのカメラ
最後にMMDのソフトで、使用する「モデル」と「曲」と「モーション」を選び、映画監督のように好きなアングルでカメラで撮影します。
カメラはどの方向からでも撮影でき、かつズームや回転、スピードも自由自在です。
人間のプロモーションビデオでは不可能なカメラ操作も、色々とみることができます。
MMDでは、身体の動きだけでなく、モデルに表情をつけたりといったこともできます。
そしてステージという背景を選んだり、小物やアレンジにこったりすることもできます。
それらを生かしてストーリーを仕立てたりと、各々の方が演出を工夫されています。
よって、同じモーションとモデルを使った場合でも、MMD動画作成者の方の意図とセンスで、まったく違った雰囲気のものが作成されます。
■分業化
MMDは、それぞれの才能がある方が得意分野で創作を行った素材があり、最後にそれぞれの素材を組み合わせることで、作品が完成しています。
多くの方の、それぞれすてきな素材が組み合わさっているからこそ、すばらしいものが作品が完成されているものと、実感しております。
それぞれの素材の方の権利と意志が保障されたうえで、創作を行う方が、使用許可のある素材はスムーズに選択できるようになるとよいなと思います。
モデル作成者・モデラー … キャラクターの3Dモデルを作成する方
モーション作成者 … 3Dモデルの動きを作成する方
ステージ作成者 … キャラクターが踊る舞台や背景を、作成する方
アクセサリー作成者 … 小物や装飾品などを作成する方
エフェクト作成者 … 動画に対する効果などを作成する方
MMD動画作成者 … 曲、モデル、モーションを選択し、動画を作成する方
2. MMDをつくってみる
■MMDで素材を組み合わせてみる
MMDは、作品を見ているだけで十分楽しいですが、創作を行うと、さらに楽しいです。
カメラをつけるのが楽しいか、モーションなど動きをつくるのが楽しいか、それともモデルや背景素材などをつくるのが好きか。
一番楽しめるものから、遊んでみるとよろしいかと思います。
MMDの作成は、短い映画をとるような感じです。
テーマを決めて、俳優さんを選んで、曲や動かし方を選んで。効果や小道具、編集もあわせ、自分が表現したい1つの世界を作成する感じです。
とりあえず最初は、素材を組み合わせてみることから1度行ってみるとよろしいかと思います。
MMDのソフトをダウンロードして、モデルとモーションと曲(WAV)を読み込んでみてください。
好きなモデルを選んだすてきな振り付けで踊らせることができます。
素材を組み合わせるものでしたら、全部で15分くらいでできます。
ソフトは、樋口氏のサイト「VPVP」より、「1.3 MMD(DirectX9 Ver)」か「1.4 MikuMikuDance(64bitOS Ver)」など、ご自身のPC環境に適したものをダウンロードさせていただきます。
「VPVP」
モデルやモーションは、ニコニコ動画の作品を見て気に入ったものがあった場合、配布されているものか確認してみるとよいでしょう。
(配布するしないは、作者の方のお考えによります。)
また以下のwikiに、たくさん紹介されています。
利用の規約は、それぞれの作者の方によって違うので、ダウンロードサイトに書いてある説明や、同梱されているREADME.txtや利用規約を、かならずご読みくださぃ。
曲(WAV)、モデル、MMD モーション、背景取り込み用AVIは、当サイトの以下のダウンロードページでも配布しております。
操作のお試し用に、ぜひご利用くださいまし。
曲やふりつけの紹介動画
You Tube
3作目「ABOUT MMD」
4作目「みじかいインスト001」
曲やMMDモーションやモデルの配布ページ ダウンロード
■MMDでトレースしてみる
MMDは、自分でモーションをつくることができ、こちらも楽しいです。
操作方法については、動画などで多く提供されています。
まったく説明なしで操作できるタイプのものではないので、基本操作をある程度把握してから作業に入ると、ストレスもなくよろしいかと思われます。
まずは、「樋口優」氏本人が作成された、使い方動画へ。
かなりわかりやすく、こちらによってかなりの機能が使いこなせるようになります。
3Dミクを躍らせるツールを自作してみた(説明前編)
3Dミクを躍らせるツールを自作してみた(説明後編)
さらにすでにモーションを作成されている方々も、労力をかけて自分が得た作成のコツなどをお教えくださる動画を作成くださっています。
ニコニコ動画での、モーション作成関連のタグを、2つ記させていただきます。
「MMD初心者講座」 タグ 再生数が多い順
「MMDトレース講座」 タグ 再生数が多い順
開始する前に、把握しておいた方がよそさうなこととしては、ソフトの基本操作に関するものや、人体の動きに関するもがいくつかございました。
以下が把握できてからすすめると、出戻りが少ないかもしれません。
・操作系 モデルとモーションと背景と音を読み込む方法を知る
・操作系 回転や移動の仕方を知る
・操作系 作成したモーションや動画を保存する方法を知る
・人体系 それぞれの部位が、どちらにどのくらいまわるかの限界を、自分の体で確認してみる。
・人体系 身体を動かしたとき、どの部位がどのくらい動いたか、自分の体で確認してみる。
(まず、手の平を内側に、腕を前にまっすぐ伸ばしてみてください。
そこから手のひらを90度内側に回転させ、手のひらを下に向けます。この場合、上腕が回転します。
しかし、最初のポーズから手のひらを90度外側に回転させ、手のひらを上に向けた場合は、上腕とともに二の腕も回転しています。
ひじの位置の変化に注目するとわかりやすいです。)
実際に動画を作成しはじめた後は、以下のような事態におちいることもあるかと思います。
こういった場合、自分で考えても解決しないですが、探せば解決方法がのっている、というパターンが多いです。
問題が発生したら、先の動画のタグなどから早急に先人の教えてくださる解決方法を探しにでられた方が得策かと思います。
・地面に足がつかない。
・腕がねじれる。
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